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実際にあったご相談実例

亡くなった主人の相続手続きをしようと戸籍を請求したところ、前妻との間に子供がいたことがわかりました。この子供は相続人になるのでしょうか?連絡先も住所も全くわからないのですが、どうすればよいのでしょうか?

まず相続人になるのかというご質問ですが、前妻のお子様も相続人になります。奥様(ご相談者様)との間にお子様がおられれば、そのお子様と等しい割合で相続人の1人になります。

これは奥様からするとなかなか受け入れ難いことかもしれませんが、お亡くなりになられたご主人がから見ればどちらも実の子供であることに違いありませんので、等しい割合で相続人になるということです。

このケースでよくご相談をいただくのが、名前も電話番号もどこに住んでいるかも全くわからないということです。ご主人からすれば実の子供の一人ですので連絡先を把握しておられたかもしれませんが、離婚して新たにご結婚された奥様のことを考えるとなかなかそういったことを言い出しにくかったのかもしれません。

しかし、相続人の一人である以上、相続手続きには必ず協力をしていただく必要があり、印鑑登録証明書の取得、遺産分割協議書への実印の押印などが必須になって参ります。ということは、やはり必ず居所をつきとめ、相続手続きについて話し合いをしなければならないということです。

当センターではその所在不明の方のご住所を割り出し、そちらへ事情を説明すべく、まずはお手紙をお送りさせていただきます。そしてその返答を待って、今後の手続き進めていくことになります。この場合、想定されるケースが3つあります。

①そもそもその住所に住んでいない場合
公の住所をそこに残したまま別のところで生活しているケースです。こうなってしまうと居所をつきとめることが非常に難しくなり、裁判所に対して「不在者財産管理人の申立て」を行い、手続きを進めることになる可能性が高いです。

②受け取り拒否をする場合
近年、例えば警察官を装った詐欺なども横行しております為、よくわからない封筒は受け取らないという方もおられます。届いていることは間違いないが、受け取り拒否で返送されてきた、もしくは郵便の保管期限が経過して返送されてきた場合がこれに該当します。この場合、そこに住んでいることはおそらく間違いありませんので、お手紙を再送したり、現地を訪ねてインターホンを押してみたり、何とかして接触することがまず第一になります。調停などの手段に頼ることも可能ですが、急に裁判所からのお手紙が届くことを考えると…できれば避けたい方法かもしれません。

③お手紙は確実に受け取られているが、返事が来ない(無視される)場合
②でも記載致しましたが、詐欺などの可能性を考え、できるだけ関わらないというスタンスの方です。ただ、こちらとしては何とかして連絡を取り、相続手続きを進めていく必要がありますので、やはり現地を訪ねるなどの対応が必要になるかと思います。

上記のいずれの場合でも、手続きが非常に困難なものであることはご想像頂けるかと思います。今回は連絡先も何もわからない前婚時の子供のご相談ですが、例えば兄弟間で仲が悪く、数十年にわたって音信不通などという場合も同じ流れで手続きを進めていくことになります。

こうなってしまうとやはり個人の方で全てを解決しようというのは正直難しいかもしれません。当センターに寄せられるご相談の中にもこのケースは多々ございますので、もしご自身がこの状況になってしまったら、まずは一度ご相談下さいませ(初回相談は無料です、ご安心下さい)。必ず解決までお手伝い致します。

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