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実際にあったご相談実例

葬儀も終わり、少しずつ荷物の整理を始めていたところ、「遺言書」と書かれた封筒を見つけました。のり付けされており、中を確認することはできません。勝手に開けてよいものかどうかもわかりません。

その遺言書を拝見させていただきましたところ、自筆証書遺言であることがわかりました。
ご自身で書かれた遺言書の場合、開封する前に家庭裁判所にて検認という手続きを経なければなりません。
申立ては相続人の方が行いますので、まずはそのアドバイスをさせていただきました。

検認手続きが終わり、開封された遺言書には遺産の分割に関することが書かれていました。
結論から言うと、「財産をすべて妻に相続させる」とのこと。
それには子供二人も異論はなく、遺言書通りに手続きを進めることになりました。

不動産の名義変更は担当司法書士が行い、銀行口座の解約、車の名義変更は担当行政書士にて対応。その他、公共料金の名義変更、携帯電話・クレジットカードの解約など諸手続きについても行政書士をはじめとした専門家がすべて対応し、無事遺産相続手続きが完了しました。

遺言書が見つかったケースでは、自筆の場合は開封の前に検認という手続きが必要になります。
公正証書の場合はその手続きは不要ですが、その内容に誰か一人でも納得できない相続人が現れた場合に手続きが難しくなります。
場合によっては遺留分(該当する相続人であれば、必ず請求することができる権利)を主張されてトラブルに発展するケースも。
遺言書が見つかった場合の遺産相続手続きは、通常とは少し異なる注意が必要です。

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