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【相談事例】会ったことのない父親(母親)が死亡したと連絡が来た後の手続き

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【相談事例】会ったことのない父親(母親)が死亡したと連絡が来た後の手続き

幼い頃に両親が離婚し、私は母親に育てられましたので、父親を見た記憶が全くありません。その父親が亡くなったと警察から連絡があったのですが、これから私は何をすれば良いのでしょうか?突然の連絡に途方に暮れています…

目次【本記事の内容】

 

1   警察から突然の連絡、、相続人として進めるべき手順

 

お父様にとってご相談者様は実の子供ですので、例えお父様が再婚されていても、そこに新たにお子様がおられたとしても、ご相談者様が相続人であるということに変わりはありません。

 

 

ですので、「相続人の一人として今後の手続きを行って下さい」ということで連絡が来たのだと思います。

 

 

今回は警察から連絡が来たとのことですので、最後はご自宅の中でお独りでお亡くなりになられたケースが考えられます。

 

 

つまり、“孤独死”をされた場合の相続手続きをしなければなりません。

 

 

この場合、もちろん事件の可能性もありますし、ご近所の方も何か違和感を感じたとしても鍵を開けて中を確認することは難しいので、警察に通報して発見されたのだと思います。

 

 

まずすべきことは本人であるかどうかの確認と、その後の引取り(警察にて火葬されている場合もあります)、そして警察が自宅内から遺留品として保管しているものの受領などが挙げられます。

 

 

この時、自宅内にあった名刺や銀行口座の通帳、免許証、不動産の権利証、現金などを受け取ることが多いようですが、どちらにしてもそれが自宅内にある荷物の全てではありませんので、一段落した後は自宅内に入り、残置物の確認をしなければなりません。

 

 

 

こちらの記事にもまとめておりますのでご参照ください。

孤独死の相続手続きは何から始めればよいのでしょうか…

 

 

 

 

2 不動産の手続き

2−1   賃貸の場合

 

自宅が賃貸物件であれば退去の手続きが必要になりますので、出来るだけ早く自宅内の荷物を処分する必要があります。

 

 

こういった作業は遺品整理などと呼ばれ、それを専門にしている業者に依頼するか、ご自身で荷物を処分しなければなりません。

 

 

依頼する場合の費用は業者によって異なりますが、広さや間取り、後は荷物の量や種類によって処分費用が異なるので、まずは一度見積もりをしてもらうことが大切かと思います。

 

 

また、自宅内には今後の相続手続きに関する手がかりが遺されている可能性があります

 

 

例えば銀行の名刺、証券会社からの封筒、生命保険の契約内容の案内のハガキなど、もしかすると大きな財産に関する情報がそこに埋もれているかもしれません。

 

 

なんでもかんでもゴミとして捨ててしまうのではなく、しっかり分別しながら処分しましょう。

 

 

何が大切なものかがわからないという場合は、当センターのような相続手続きを専門にしているところと連携の取れる遺品整理業者にご依頼されることをお勧め致します。

 

 

その後は見つかった財産について通常の遺産相続手続きを行うことになります。

 

 

また、見つかった相続手続き、初めての相続手続きで何から始めて良いのか不安な方もいらっしゃるかと思います。

 

 

いつまでに何をするのか、、まずはこちらの記事でご確認ください。

遺産相続手続きの流れと手順

死亡後、葬儀後に行う手続き一覧

 

 

また、遺言書が見つかった場合、一般的な手続きとは異なる点がございます。

 

こちらの記事でご参照ください。

封筒に入った遺言書を見つけました

父が残した公正証書遺言の内容を無効にできる!?

 

 

2−2  持ち家の場合

 

ご自宅が賃貸ではなく持ち家だった場合、ご自宅の中でお亡くなりになられたということで、売却(処分)が非常に困難になるかもしれません。

 

 

相続人の誰かが引き継ぎ、そこにお住まいになられるのであれば名義変更手続きのみで済みますが、それを売却しようと思うと、やはりなかなか売れないというのが実際のところです。

 

 

しかし、だからといって放置すると、火災のリスクがあったり、空き家対策特別措置法(国交省のページが開きます)によって固定資産税が増額になるかもしれません。

 

 

そういった困難な不動産であっても処分できる業者はわずかかもしれませんが、当センターでは相続手続きから困難な不動産の処分まで一通り解決しているケースも非常に多くございます。

 

 

難しい物件だからと諦めてしまわず、まずは一度ご相談下さいませ

 

 

先程も申しましたが、空家から出火し、隣家に類焼した場合の補償などは取り返しがつかないことになってしまいますので。

 

 

 

空家問題にならないために、、こちらの記事をご参照ください。

亡くなった父の家が空家問題に!早急にすすめるべき手続きは!?

 

 

 

2   戸籍謄本の収集と相続関係の特定

 

相続手続きついて把握ができたら、相続人の特定を始めましょう。

 

 

まずはお亡くなりになられた方の死亡から出生までの一連の戸籍を集め、相続人が誰であるかを確定します。

 

 

この時、連絡先も全くわからない相続人が出てくると大変です。

 

 

相続手続きには相続人全員の実印と印鑑証明書が必要になりますので、なんとか住所を割り出し、そこにお手紙を送ったりして連絡を取らなければなりません。

 

 

このような状況になってしまった場合、お一人の力で全てを完了させるのはかなり大変な作業になりますので、まずは一度専門家にご相談された方が良いかもしれません

。(急に自宅を訪ねてインターホンを押したりすると思わぬトラブルに発展する可能性もあります)

 

 

音信不通の相続人がいた場合の相続手続きについては、こちらの記事をご参照ください。

相続人が音信不通(行方不明)、新しく見つかった財産を遺産分割する方法は?

 

 

 

また、実際の各手続きには、法定相続情報証明制度を利用すると大変便利です。

 

 

法定相続情報証明制度とは、死亡日時点の相続関係を証明する戸籍謄本の束を1枚の紙に集約し、その内容を法務局にて認証してもらう制度です。

 

 

制度についての詳細はこちらをご覧ください。

法務省ホームページ;法定相続情報証明制度について

 

 

 

 

3   まとめ

 

・まずは何をしなければならないのか、何の手続きがあるのか、どのかという手続きの把握をする。

 

・相続関係を特定し、相続人と連絡を取る。

 

・手続きを一つ一つ片付けていく。

 

 

 

今回のご相談者様のように、孤独死の相続手続きは困難に直面することが多いことが現実です。

 

しかし、一つずつ進めていけば必ずゴールは見えてきます。

 

 

お困りの際はお気軽にご相談ください。

 

 

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