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【相談事例】会ったことのない父親(母親)が死亡したと連絡が来た後の手続き

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【相談事例】会ったことのない父親(母親)が死亡したと連絡が来た後の手続き

幼い頃に両親が離婚し、私は母親に育てられましたので、父親を見た記憶が全くありません。その父親が亡くなったと警察から連絡があったのですが、これから私は何をすれば良いのでしょうか?突然の連絡に途方に暮れています…

 

まだ幼い頃に両親が離婚されている場合、離れてしまった親とは一度も会ったことがないという方もおられます。

 

 

テレビ番組では感動の再会といった形で取り扱われることもありましたが、そのように無事に会えるケースもあれば、連絡先も全くわからずどこで何をしているのか、場合によっては生きているかどうかさえ知らないということもあると思います。

 

 

そのような関係の中、突然警察から死亡の連絡が・・・というのが今回のご相談です。

 

 

どうぞご安心下さい。

 

 

何もわからずご不安かと思いますが、一つ一つ手続きを順に進めていくことで終わりは見えてきます。

この事例では概要からお伝えさせていただきます。

 

 

 

目次【本記事の内容】

 

1.警察から突然の連絡、相続人として進めるべき手順

 

お父様にとってご相談者様は実の子供ですので、例えお父様が再婚されていても、そこに新たにお子様がおられたとしても、ご相談者様が相続人であるということに変わりはありません。

 

 

ですので、「相続人の一人として今後の手続きを行って下さい」ということで連絡が来たのだと思います。

 

 

今回は警察から連絡が来たとのことですので、最後はご自宅の中でお独りでお亡くなりになられたケースが考えられます。

 

 

つまり、「孤独死」をされた場合の相続手続きをしなければなりません。

 

 

この場合、もちろん事件の可能性もありますし、ご近所の方も何か違和感を感じたとしても鍵を開けて中を確認することは難しいので、警察に通報して発見されたのだと思います。

 

 

まずすべきことは、

・本人であるかどうかの確認

・引取り(警察にて火葬されている場合もあります)

・警察が自宅内から遺留品として保管しているものの受領

などが挙げられます。

 

 

この時、自宅内にあった

・名刺

・銀行口座の通帳

・免許証

・不動産の権利証

・現金(財布)

などを受け取ることが多いようですが、どちらにしてもそれが自宅内にある荷物の全てではありませんので、一段落した後は自宅内に入り、残置物の確認をしなければなりません。

 

 

孤独死の相続についてはこちらの記事に詳しくまとめておりますので、ご参照ください。

孤独死の相続手続きは何から始めればよいのでしょうか…

 

 

 

2.まずは不動産を確認しましょう

 

必ず誰にでもあるのが「家」ですね。

(家を持たずに生活するライフスタイルも最近はあるようですが、やはりどこかに形式上でも「住所」を置いていることがほとんどです)

 

 

一言で「家」といってもマンションや戸建て、持ち家のケースもあれば賃貸のケースもありますが、どちらの場合でもやはりそこに「住所」があり、通常はそこで「生活」をしているわけですので、もう誰も住んでいないその家は整理を進めていかなければなりません。

 

 

以下、それぞれのケースに分けてお話させていただきます。

 

 

2−1.賃貸の場合

 

自宅が賃貸物件であれば、当然ながら退去の手続きが必要になります。

 

 

もう誰も住んでいない家ですので、無駄な賃料を払わない為にも出来るだけ早く自宅内の荷物を処分して退去の手続きをする必要があります。

 

 

こういった作業は一般的に遺品整理と呼ばれ、それを専門にしている業者に依頼するか、ご自身で荷物を処分しなければなりません。

 

 

依頼する場合の費用は業者によって異なりますが、広さや間取り、後は荷物の量や種類によって処分費用が異なるので、まずは一度見積もりをしてもらうことが大切かと思います。

 

 

また、自宅内には今後の相続手続きに関する手がかりが残されている可能性があります

 

 

例えば

・銀行の名刺

・証券会社からの封筒

・生命保険の契約内容の案内のハガキ

・ATMの明細(振込先記載)

など、もしかすると大きな財産や負債に関する情報がそこに埋もれているかもしれません。

 

 

なんでもかんでもゴミとして捨ててしまうのではなく、しっかり分別しながら処分するようにしましょう。

 

 

何が大切なものかがわからない、どういったものを探せばよいのかわからないという場合は、当センターのような相続手続きを専門にしているところと連携の取れる遺品整理業者にご依頼されることをお勧め致します。

 

(遺品整理のプロであることはもちろんですが、相続手続きの知識やネットワークを共有しているところであれば必要な書類をある程度判断できるはずです)

 

 

その後は見つかった財産について通常の遺産相続手続きを行うことになりますが、初めての相続手続きで何から始めて良いのか不安な方もいらっしゃるかと思います。

 

 

いつまでにどんな手続きすれば良いのか、まずはこちらのページでご確認ください。

遺産相続手続きの流れと手順・忘れてはいけない期限

死亡後、葬儀後に行う手続き一覧(年金、国民健康保険など)

 

 

また、ご自宅の片づけをしているときに遺言書が見つかった場合、一般的な手続きとは異なる点がございます。

こちらの記事でご参照ください。

直筆で書かれた遺言書(自筆証書遺言)が見つかった場合

 

 

(参考事例)

父が残した公正証書遺言の内容を無効にできる!?

封された手書きの遺言書を開けてしまった!問題ある?罪になる?

後妻に全財産を相続させる旨の公正証書遺言が出てきました。前妻の子である私は何も相続できないのでしょうか?

 

 

2−2.持ち家の場合

 

ご自宅が賃貸ではなく持ち家だった場合、ご自宅の中でお亡くなりになられたということで、売却(処分)が非常に困難になるかもしれません。

 

(立地や物件的に間違いなく売れる物件であったとしても、売却価格に影響する可能性は非常に高いです)

 

 

孤独死された物件は、いわゆる「心理的瑕疵」のある物件になり、不動産を売却する際の重要事項説明書に「自宅内で死亡」の旨を記載することになります。

 

 

事件でもないのにそんなに大したことないでしょ…と思われるかもしれませんが、自分が買主の立場として一度考えてみて下さい。

 

 

もし何も告知をされずにその家を購入し、いざ住み始めてから「そこ、家の中でお亡くなりになられたところよね」なんて近所の方から言われた場合、どう思いますか?

 

 

先に言っておいてよ…って思いませんか?

 

もしくは、そんな家なら絶対に買わなかった!!と思う方もおられるかもしれません。

 

少なくとも、それならもっと安くしてよ!と言われそうな気もしますよね。

 

 

つまり、告知をしないことはトラブルに発展する可能性が高いので、売却の際は必ず真摯に告知をすることが必要になります。

 

 

それを理解した上で、両者納得の金額で購入されたのであれば、後で何か文句を言われることもないですよね。

 

(仮に言われたとしても、重要事項説明書にしっかり記載していますと反論できるはずです)

 

 

こういったいろいろなことを考えると面倒臭くなってそのまま放置してしまう方も多いのですが、火災のリスクがあったり、空き家対策特別措置法(国交省のページが開きます)によって固定資産税が増額になるかもしれません。

 

 

少し特殊なケースになりますのでスムーズに売却(処分)できる業者は多くないかもしれませんが、当センターでは相続手続きから困難な不動産の処分まで一通り解決しているケースも非常に多くございます。

 

 

難しい物件だからと諦めてしまわず、まずは一度ご相談下さいませ

 

 

先程も申しましたが、空家から出火し、隣家に類焼した場合の補償などは取り返しがつかないことになってしまいます

 

 

空家問題にならないために、こちらの記事をご参照ください。

亡くなった父の家が空家問題に!早急にすすめるべき手続きは!?

 

 

 

3.一番大切!戸籍謄本等を収集し、相続関係を特定しましょう

 

まずは不動産についてお話をしましたが、では、誰でも勝手に家に入ってそういった手続きをしても良いかというと、そうではありませんよね。

 

 

それをしてもよいのはもちろん「法定相続人」のみです。

 

 

警察から連絡がきている時点で、すでに警察も「親族(または相続人)」であることを確認した上でのご連絡のはずですが、相続人が「あなただけ」とは限りません。

 

 

もし他に相続人がいた場合は共同相続人として同様に権利を有してしますので、勝手に不動産の中の荷物を処分したりするとトラブルになる可能性もあります。

 

 

ですので、自宅内の荷物を「確認」することは先ほどお伝えしましたが、「処分」など手をつける前には必ず戸籍謄本等を取得して相続人を特定するようにしましょう。

 

 

具体的には、まずはお亡くなりになられた方の死亡から出生までの一連の戸籍を集めます。

 

 

これによって法律上の相続人の存在を確認することになりますが、この時、連絡先も全くわからない相続人が出てくると大変です。

 

 

よくあるケースとしては、

・離婚しており、前婚時に子供が存在するケース

・兄弟姉妹が相続人の場合で先にお亡くなりになられている為に甥姪が相続人になるケース

などです。

 

 

(参考事例)

離婚した子供(前妻の子)に知られずに相続手続きはできる?

 

 

 

相続手続きには相続人全員の実印と印鑑証明書が必要になりますので、なんとか住所を割り出し、そこにお手紙を送ったりして連絡を取らなければなりません。

 

 

このような状況になってしまった場合、お一人の力で全てを完了させるのはかなり大変な作業になりますので、まずは一度専門家にご相談された方が良いかもしれません

。(急に自宅を訪ねてインターホンを押したりすると思わぬトラブルに発展する可能性もあります)

 

 

音信不通の相続人がいた場合の相続手続きについては、こちらの記事をご参照ください。

相続人が音信不通(行方不明)、新しく見つかった財産を遺産分割する方法は?

 

 

 

また、実際の各手続きには、法定相続情報証明制度を利用すると大変便利です。

 

 

法定相続情報証明制度とは、死亡日時点の相続関係を証明する戸籍謄本の束を1枚の紙に集約し、その内容を法務局にて認証してもらう制度です。

 

 

制度についての詳細はこちらをご覧ください。

法務省ホームページ;法定相続情報証明制度について

4.まとめ

 

・まずは何をしなければならないのか、何の手続きがあるのか、どのかという手続きの把握をする。

 

・相続関係を特定し、相続人と連絡を取る。

 

・手続きを一つ一つ片付けていく。

 

 

 

今回のご相談者様のように、孤独死の相続手続きは困難に直面することが多いことが現実です。

 

しかし、一つずつ進めていけば必ずゴールは見えてきます。

 

 

お困りの際はお気軽にご相談ください。

 

 

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