ご逝去直後にすることから、大阪市立斎場の選び方、
葬儀・火葬後の手続きまで、分かりやすくご案内します。
ご家族が亡くなられて、これから大阪市で葬儀・火葬をお考えの方に向けたページです。まずは、心よりお悔やみ申し上げます。
私たちは葬儀社ではなく、大阪で15年以上、葬儀を終えられたご遺族の相続手続きをお手伝いしてきた相続手続き代行センターです。
毎年2,000件を超えるご相談の中で「葬儀のときにこれを知っておきたかった」という声をたくさん聞いてきました。
その経験をもとに、死亡直後から火葬後の手続きまでの全体像をまとめています。
葬儀の実務については、大阪市立斎場で年間300件以上の施行実績がある提携葬儀社が監修しています。
目次【本ページの内容】
ご家族が亡くなった直後にすること
病院や施設で亡くなられた場合、数時間以内にご遺体の搬送先を決めるよう求められるのが一般的です。
ご遺族が最初にすることは、次の4つです。
葬儀社へ連絡する
深夜・早朝でも構いません。まず葬儀社に電話をします。お迎えの車の手配、安置場所の確保、斎場の空き状況の確認まで、その場で進みます。
ご遺体を搬送・安置する
葬儀社の車で、ご自宅または葬儀社の安置室へお運びします。病院で受け取った死亡診断書は、この先のあらゆる手続きの出発点になるため、紛失しないよう大切に保管してください。
葬儀の形式を決める
火葬のみ・一日葬・家族葬など、どのお見送りにするかを決めます。葬儀形式の違いを参考に、葬儀社と相談しながら決めていきます。
利用する斎場を決める
お住まいのエリアや式場の要不要から、利用する斎場を決めます。斎場ごとの詳しいガイドも用意しています。
迷ったら
「まだ葬儀社を決めていない」「何から手をつけていいか分からない」という状態でも大丈夫です。
まず1本、葬儀社へ電話してください。そこから順番に進んでいきます。
斎場ごとの詳しいガイド
大阪市が運営する市立斎場は5つあります(北・瓜破・小林・鶴見・佃)。どれも公営の施設なので、係の方への心付けは要りません。
心付けが不要なことは、大阪市も案内しています。
当センターが現地を取材して、斎場ごとに料金・予約・アクセス・当日の流れをまとめています(現在は1か所)。
5つの斎場の場所と火葬炉の数は、大阪市の市立斎場(5か所)で紹介しています。
大阪市立北斎場
現地取材レポートあり
大阪市北区、Osaka Metro「天神橋筋六丁目」駅から徒歩7〜8分。火葬場と式場が同じ建物にあり、移動の負担が少ない都心部の斎場です。
北斎場の詳細ページを見る市立斎場の火葬料は、大阪市民として扱われるかどうかで6倍ちがいます(大人は1万円と6万円)。
どちらになるかの詳しい条件は、斎場のガイドで説明しています。
大阪市立斎場の予約方法
市立斎場は公営の施設ですが、ご家族が直接予約するのではなく、葬儀社を通じて予約するのが一般的です。
祭壇・棺・搬送・人員の手配までご遺族だけで行うのは現実的に難しいため、まず葬儀社に相談します。
葬儀社へ連絡する
利用したい斎場と、希望する葬儀の形式を伝えます。
葬儀社が斎場の空き状況を確認する
火葬の希望日に炉や式場が空いているかを、葬儀社が確認します。
火葬日時・式場・炉などを決める
空き状況をふまえて、火葬の日時、使う式場、炉の種類を決めます。
葬儀社が予約システムから申し込む
大阪市の斎場予約システムを使って、葬儀社が斎場の予約を入れます。
必要書類を提出して料金を支払う
死亡届・火葬許可申請などの手続きを行い(葬儀社が代行するのが一般的)、火葬料・式場使用料を支払います。
ここがポイント
「家族だけで斎場を予約できますか」というご質問をよくいただきますが、大阪市の予約システムは登録した葬儀業者しか使えないため、ご家族が直接予約することはできません。
まず葬儀社を決めることが、予約への第一歩です。
火葬までの日数の目安
火葬は、亡くなってから24時間たつまではできないと法律で決まっています。
そのうえで、市立斎場の火葬の日は、すいている4月〜11月なら亡くなってから3〜4日ほど、混み合う12月〜3月なら5〜9日ほどが目安です。
希望の斎場が埋まっているときは、空くまで待つか、ほかの市立斎場で早く空いている日を探します。
火葬の日まで、ご遺体は葬儀社の安置室などで預かってもらえます。
日数は提携葬儀社から聞いた目安です(2026年9月時点)。
大阪市の市立斎場(5か所)
大阪市には、次の5つの市立斎場があります。
希望の斎場の予約が取れないときは、ほかの斎場も候補になります。
- 瓜破斎場(平野区):火葬炉30炉で、大阪市内でいちばん大きな斎場です。式場もあり、駐車場は自家用車97台・バス9台と広めです。
- 北斎場(北区):火葬炉20炉。火葬場と式場が同じ建物にあり、Osaka Metro「天神橋筋六丁目」駅から歩いて行けます。
- 小林斎場(大正区):火葬炉10炉。建て替え工事中ですが、火葬はふだんどおり行っています。式場は当面使えません。
- 鶴見斎場(鶴見区):火葬炉8炉。市の東部にあります。
- 佃斎場(西淀川区):火葬炉4炉で、5つの中ではいちばん小さな斎場です。
火葬炉の数などは提携葬儀社から聞いた情報です(2026年9月時点)。
死亡後から葬儀・火葬までの流れ
亡くなられてから火葬・収骨までの全体像です。
詳細はそれぞれの場面で葬儀社が案内してくれますので、ここでは流れをつかんでください。
死亡診断書を受け取る
病院・施設・医師から交付されます。以降のすべての手続きの起点になる書類です。
葬儀社へ連絡する
深夜でも対応してもらえます。搬送・安置の手配を進めます。
ご遺体を搬送・安置する
ご自宅または葬儀社の安置室へ。
葬儀内容と斎場を決める
形式・日程・斎場・予算を、葬儀社と打ち合わせます。
死亡届と火葬許可申請を行う
死亡を知った日から7日以内に役所へ提出。葬儀社が代行するのが一般的です。受理されると火葬許可証が交付されます。
通夜・葬儀を行う
選んだ形式に応じて。火葬のみの場合はこの工程はありません。
火葬・収骨を行う
斎場で火葬し、収骨します。火葬許可証を斎場へ提出します。
火葬許可証が返される
火葬が済んだ印が付いて戻ってきます。納骨のときに使う書類なので、なくさないようにしてください。
火葬・収骨を終えたら、ここからは役所と相続の手続きです。
すでに火葬を終えられた方は、こちらから手続き一覧へ進めます。
葬儀形式の違い
大きく4つの形式があります。
通夜・告別式を行うかどうか、日数、どんな方に向いているかで整理しました。
具体的な料金は斎場やプランによって異なります。
| 直葬・火葬式 | 一日葬 | 家族葬・二日葬 | 福祉葬 | |
|---|---|---|---|---|
| 通夜 | なし | なし | あり | 原則なし |
| 告別式 | なし | あり | あり | 簡素に行う場合あり |
| 必要な日数 | 1日 | 1日 | 2日 | 1日 |
| 向いている方 | 費用を最小限にしたい方。宗教的な儀式を重視しない方。 | 高齢の参列者に配慮したい方。式は行いたいが負担は抑えたい方。 | 近親者でしっかりお見送りしたい方。菩提寺とのお付き合いがある方。 | 生活保護を受けていた方など。葬祭扶助の範囲内で行うため自己負担なくお見送りできる場合があります。 |
同じ「火葬のみ」でも、最後にお顔を見てお別れできるかどうかでプランが分かれます。
費用を抑えたい気持ちと、きちんとお別れしたい気持ちは両立できます。
葬儀社に率直に相談してください。
火葬後の手続き
火葬が済むと、次は役所と相続の手続きです。
まず役所では、健康保険や年金の資格喪失、葬祭費の申請などを、期限のあるものから進めていきます。そのあとに続くのが、戸籍を集めて相続人を確定し、銀行口座の相続や不動産の名義変更、相続税の確認まで行う「相続の手続き」です。
数が多いうえ、内容によっては、すべてを終えるまでに数か月かかることも珍しくありません。だからこそ、何を・いつまでに・どの順番で進めるのかを、先に把握しておくことが大切です。
その全体像を、期限と優先順位をつけて1ページにまとめました。まずはチェックリストとして、お手元でお使いください。
よくある質問
- 家族だけで大阪市立斎場を予約できますか?
-
ご家族が直接予約する形にはなっておらず、葬儀社を通じて予約します。詳しくは大阪市立斎場の予約方法をご覧ください。まず葬儀社にご連絡ください。
- 亡くなってから火葬まで、何日くらいかかりますか?
-
時期によって変わります。すいている4月〜11月なら3〜4日ほど、混み合う12月〜3月なら5〜9日ほどが目安です。詳しくは大阪市立斎場の予約方法をご覧ください。
- どの斎場を選べばよいですか?
-
お住まいのエリアからの距離、式場が必要かどうか、参列者の人数で絞り込めます。大阪市の市立斎場(5か所)と斎場ごとの詳しいガイドをご覧ください。判断に迷う場合は、葬儀社に相談すると候補を提案してもらえます。
- 住んでいる区以外の斎場も利用できますか?
-
利用できます。大阪市立斎場は、大阪市民であれば区に関係なく市民料金で利用できます。
- 大阪市民と市外の人で料金は違いますか?
-
違います。大人の火葬料は、大阪市民なら1万円、それ以外なら6万円です。どちらになるかは、亡くなった方か申請する方の住民票がどこにあるかで決まります。
- 葬儀社はいつ決めればよいですか?
-
ご逝去の直後です。病院や施設からは数時間以内に搬送先を決めるよう求められます。事前に候補を1社決めておくと、当日あわてずに済みます。
- 火葬後には何をすればよいですか?
-
役所での手続き(健康保険・年金・葬祭費など)から、戸籍収集・銀行口座・不動産・相続税まで、順番と期限があります。全体像とチェックリストは火葬後の手続きの項でご案内しています。
読んでも判断できないときは
斎場の予約や葬儀のご相談先は、斎場ごとの詳しいガイドに、空き状況の目安とあわせてまとめています。
まずはそちらをご覧ください。
火葬を終えられたあとの手続き(健康保険・年金・葬祭費の申請から、戸籍収集・銀行口座・不動産の名義変更・相続税まで)は、当センターへご相談ください。
火葬後の手続きのご相談(無料)
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