【51~75日目】漫画『わたしと相続の100日物語』

 

12月21日(水)

またもや「引き落とし不能」のお知らせを受け取ったゆきこ。コンビニに支払いに行きます。
ゆきこ「まだ手続きできていないものがあったのね」

【ひとことメモ】
引き落とし不能のお知らせによって後から気付く手続きは、意外とたくさんあります。
ひとつひとつ着実に手続きしていきましょう。

 

12月22日(木)

少しずつ、前を向いていけるようになってきたゆきこ。
何やら支度を始めていますね…?
ゆきこ「らんらら~ん♪」

【ひとことメモ】
相続といえば「毎日何かしらの手続きをするほど忙しい」といったイメージがあるかもしれませんが、そんなことはありません。この物語の場合、平日も動けるゆきこさんがせっかちでいろいろ手続きを進めたこと、生活費で使える口座があることで、ゆるやかに手続きを進められています。

 

12月23日(金)

友達のはからいで、温泉旅行にやってきたゆきこ。
少しずつ、日常を取り戻しつつあります。
ゆきこ「連れ出してくれてありがとう」

【相続手続き豆知識】~生命保険の話~
死亡保険金は受取人だけで手続きできます。
ただし入院給付金は相続財産になるため、相続人「全員」で手続きをする必要があります。
(ゆきこさんは、家族全員にハンコをもらって手続きをしました)

 

12月24日(土)

今日はクリスマスイブ。まさおと一緒に飾り付けていたクリスマスツリーを、今年はひとりで飾ります。
ゆきこ「お父さんみたいにできないわ…」

 

【おまけ】

#メリークリスマス

毎年訪れていたクリスマスディナー。
あの光景も、味も、ピアノの音色も
かけがえのないひと時だったわ。

 

12月25日(日)

いつもより遅くなってしまったマサユキとの散歩。夕暮れだからこそイルミネーションを見に行くことができました。
ゆきこ「素敵ね…お父さんと見れたらよかったわ」

 

12月26日(月)

クリスマスが終わると、すぐに年末の大掃除です。
ゆきこ「やることがたくさんだわ…」

【ひとことメモ】
年末年始は、金融機関や法務局なども忙しくなるため、手続きの処理が遅れる傾向があります。急ぎの手続きがある場合は、早めに手続きをするようにしましょう。

 

12月27日(火)

家族も帰って来るので、大掃除も2日目です。
(時節柄、相続どころではありません)
ゆきこ「なんとか間に合ったわね」

【ひとことメモ】
年末年始は、年賀状もあり郵便物も込み合います。そのため余裕がある場合は、郵送の時期をずらすとよいでしょう。

 

12月28日(水)

続いて、おせちの準備に取り掛かるゆきこ。
ゆきこ「あれ?喪中でも作っていいんだっけ?」

【ひとことメモ】
喪中のときのおせちは避けましょう。
(ただし、めでたいことを意味する食材に注意すれば、問題ないとも考えられているようです。)
※ぜひ「喪中 おせち」と検索してみてください。

 

12月29日(木)

かずゆきと、せいかの家族が帰ってきました。
手が外せないゆきこは…
ゆきこ「マサユキ、代わりにお出迎えして♪」

【ひとことメモ】
喪中のときの正月飾りも控えたほうがよいでしょう。様々な意見があるようですが、行わないのが一般的のようです。

 

12月30日(金)

みんながまさおの大好きなお菓子を持ってきます。
家族そろっての食卓です。
ゆきこ「みんながいるとにぎやかでいいわ」

【ひとことメモ】
大みそかの前日、12月30日のことを「小晦日(こつごもり)」といいます。
知っていましたか??

 

12月31日(土)

今日は大晦日。四十九日後はこれといって相続手続きはできず、慌ただしく2か月が過ぎました。
ゆきこ「ほんと…あっという間だったわ…」

【🙂ゆきこからひとことメモ🙂】
2か月間、お読みいただきありがとうございます。
皆様、良いお年をお迎えください。
来年もどうぞよろしくお願いします。

 

1月1日(日)

まさおのいない新年です。喪中の間できないことがたくさんあるため、静かな年明けです。
ゆきこ(今年もみんな、健康でありますように)

 

【おまけ】

#あけましておめでとうございます


🎍22年前の年賀状バージョン

かずゆきは春から中学生です。
せいかも小学校高学年になります。
今年もよろしくお願いします。

 

1月2日(月)

新年早々、家族でまさおの相続について話し合います。
ゆきこ「ひとつ口座も凍結したままだし、そろそろ手続きしないとね」

【ひとことメモ】
相続財産について「だれが、なにを、どのくらいもらうか」を話し合って決めることを「遺産分割協議」といいます。ゆきこさん一家はまだそこまで話をしていませんが、家族が集まれるときにそれも話し合っておくとよいでしょう。

 

1月3日(火)

新年も早3日目。家族を送り出し、またひとりとなったゆきこは気を引き締めます。
ゆきこ「手続きがまだまだ残ってるわ…」

【ひとことメモ】
多くの銀行は1月3日までお休みです。とはいえ年始は込み合いますので、手続きの際は必ず予約をしましょう。

 

1月4日(水)

しばらく郵便ポストを見ていなかったゆきこ。古い友人から年賀状を受け取ります。
ゆきこ「元気そうね。うれしいわ」

【ひとことメモ】
喪中の人が年賀状を受け取ったときは、寒中見舞いを出すとよいでしょう。
寒中見舞いを出すのは1/8~(西日本は1/16~)立春までが一般的のようです。

 

1月5日(木)

まだまだお正月気分のゆきこ。今日はまさおと一緒にごはんにします。
ゆきこ(大丈夫、寂しくないわ)

【相続手続き豆知識】
相続というと相続税のイメージがあるかもしれませんが、相続した人全員が対象となるわけではありません。
相続税がかかるのは、基礎控除を超える財産がある場合です。
基礎控除は添付の計算式で求めることができます。

 

1月6日(金)

銀行口座の相続手続きをするため、まずは何が必要なのか検索します。
ゆきこ「よくわからないわ」
支店に電話し、1/13に来店予約をしました。

【ひとことメモ】
銀行口座の相続手続きには、銀行所定の用紙の他に、戸籍や印鑑証明書などが必要です。
また、遺言書があるかどうかで必要書類も変わります。
こちらの記事で分かりやすく解説していますので、ぜひご覧ください。


 

1月7日(土)

かずゆきが、家の相続手続きのために近くの司法書士を探してくれました。
ゆきこ(権利証どこにやったかしら…)

【ひとことメモ】
不動産の相続手続きは、法務局で行います。
専門家に手続きをお願いする場合は、司法書士に相談しましょう。

 

1月8日(日)

マサユキのお散歩に出かけると、いつも初詣に行く神社の前を通りかかりました。
ゆきこ(今年は喪中なので…また今度)

【ひとことメモ】
ゆきこさんは喪中のため初詣を控えましたが、忌明けを迎えた後であれば、初詣をしてもよいという考え方もあるようです。

 

1月9日(月/祝)

今日は成人の日です。まさおの部屋を片付けていると、子どもたちの成人式の写真を見つけました。
ゆきこ「まぁ!懐かしいわ」

【ひとことメモ】
2022年4月1日の民法改正により、成人年齢が20歳から18歳に引き下げられました。今後18歳以上であれば法律行為が可能になり、相続でいうと遺産分割協議に参加ができたり、相続放棄の手続きが(自身で)できるようになります。
※お酒は20歳になってから!

 

1月10日(火)

この日、ゆきこは「相続人代表者指定届」を受け取りました。
ゆきこ「何かしら?役所からなんて…」

【ひとことメモ】
相続人代表者指定届とは、不動産の固定資産税などを納付する「代表者」を指定するための書類です。
(ゆきこさんの自宅はまさおさん名義だったため)
相続人から1人代表者を指定し提出すると、今後その人宛に納税通知書が届きます。

 

1月11日(水)

昨日受け取った「相続人代表者指定届」について、かずゆきに電話で相談します。
ゆきこ「この家の税金のことね!」

【ひとことメモ】
この書類で指定した代表者は、税金(固定資産税)を支払う上での便宜上の代表者であって、決してその不動産の所有者ということにはなりません。
不動産の名義変更は、別途法務局での手続きが必要になります。


 

1月12日(木)

コスモス銀行には(まさお名義とは別に)ゆきこ自身の口座があります。記帳をすると、何やら大金が…?
ゆきこ「お父さんの生命保険だわ!」

【ひとことメモ】
生命保険は、手続きしてから1~2週間で振り込まれることが多いです(保険会社によります)。遺族年金に比べて早く振り込まれるため、生命保険がある場合は早めに手続きしておくとよいでしょう。

 

1月13日(金)

先日(1月6日)にPCで手続きについて調べたゆきこ。そのときに今日訪問する予約をしていました。
ゆきこ「ひとまず、相続に必要な書類がわかってよかったわ」

【ひとことメモ】
ゆきこさんは銀行の相続手続きのために、被相続人(まさお)の戸籍を集めていますが、被相続人の出生から死亡までの一連の戸籍は、不動産やその他の相続手続きでも必要になります。
(提出した戸籍は返却されないこともあるので、必ず窓口で「還付」のお願いをしましょう。)

 

1月14日(土)

昨日行ったあじさい銀行での話をもとに、子どもたちに必要なものを伝えます。
ゆきこ「まだ書類は手元にないから、集まる日はまた連絡するね」

【ひとことメモ】
相続手続きで提出する印鑑証明書は、銀行などの手続き先によって「発効後●か月以内」といった期限を設けているところが多いです。相続が始まってすぐに印鑑証明書を取得しても、この期限を超えてしまっていると、受け付けてもらえず取得しなおさないといけなくなります。

 

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